献花台に近付くにつれ、感じていた通りの感覚に包まれ、空気が
重くて息が苦しい、そして冷たく寒いその後すぐに、報道関係者に
取り囲まれ質問を受けているが、何故だか意味も無く早く車に戻り
たくてしかたが無い、帰りの車の中で事故に遭われた人達のこと、
この時にも病院のベットに居るだろう人達の事を想えば想うほどに
感情が、込み上げてしまう。
今日の事を書きとどめている、今にして考えてもとにかく不思議な
感覚を覚えた日だった。
今回の事故でお亡くなりになられた、方達の遺族の方々の心中を
考えると直接関係の無い他人でも世間一般誰もが今一時の悲しみ、
腹立ちは当然感じている事だろう、しかし、これが自分の身内や、
家族の事と考えると、この悲しみ苦しみは終生エンドレスに続いて
行くのだろうと思う、何年何十年と掛けて、一生懸命に自分の夢や
家族の夢や希望そして生き甲斐、こんな事故にさえ遭わなかったら
まだまだ続いていただろう大切な人生、こんなにも割り切れない
大きな事故(事件)に、対してJRはどう贖いをして行こうと言うの
だろうか、JRとしては所詮最後は賠償金で何とかして行かなくては
などと考えているとしても、人命に値段を付けたり障害を持たれた
方達の人生の代価など、考えが着かないのではないだろうか?